アメリカでの妊娠と検診の流れ（後半）

今年2020年の5月に妊娠が分かり９ヶ月（35週目）経ちました。

この記事では、後半の５ヶ月間の妊娠と検診の流れをまとめます。

＜前半の流れと費用に関してはこちら＞

• アメリカでの妊娠と検診の流れ（前半）

• アメリカでの妊娠検診の費用（前半）

５度目の検診

【9月16日(水)】：２１週目（６ヶ月目）

• 身体測定、尿検査、問診（看護師、担当ドクター）、心音検査

• 便秘気味だったので薬を処方してもらった（「COLACE」）

次回２回分の予約を入れて終了。

《所要時間：約30分》

６度目の検診

【10月14日(木)】：２５週目（７ヶ月目）

• 身体測定、尿検査、問診（看護師、別担当女性ドクター）、心音検査、血液検査（本来グルコーステストをするようだったがドリンク飲む指示がなく血液のみ採取。後日グルコーステストやり直し。）

＜気になることを質問＞

①へそ周りが少し青い？

• 問題なし

②プール入ってOK？

• OK、無理しない程度で。（寒くなってきたので結局ジャクジーにしか入らなかった。）

③体重増え過ぎ？

• 問題ない範囲

④出産予約はいつから？

• 新しい施設が11/2にオープンするのでその後に電話してみて。

⑤夫の立ち合いOK？（コロナウイルスの影響確認）

• ひとり付き添いOK

⑥3Dエコー写真している？

• ここではやっていないので他の民間施設を探してみて。

⑦この時期に気をつけること？

• 水分補給、尿意は我慢しないで

《所要時間：約30分》

７度目の検診

【11月11日(水)】：２９週目（８ヶ月目）

• 身体測定、尿検査、問診（看護師、別担当男性ドクター）、心音検査、Tdap予防接種

＜気になること質問＞

①ブレストマッサージ始めた方が良い？

• まだ始めなくても大丈夫。胎児を刺激してしまう。臨月頃からで良い。

②逆子になってない？

• まだ今はぐるぐる動き続ける。９ヶ月目頃に確認。

＜Tdap予防接種＞

• 筋肉注射なので2、3日鈍い痛みあり（私は1年半前の移民する時にしていたが再度した）

• 参考サイト：和ごころLA アメリカの妊婦に推奨されるTdap (ティーダップ) ワクチン

次回の予約を入れて終了。

《所要時間：約30分》

８度目の検診

【11月20日(金)】：３０週目（８ヶ月目）

＜グルコーステストのみ (Walk-inで受付)：AM9時＞

• 看護師から「5分以内にドリンク飲み干して。20分後から1、2口の水を口にするのはOKよ。1時間後に採血するね。時間を計るから飲んだら空のボトル受付に持ってきてね。トイレ行ってもOKよ。」

• 参考サイト：和ごころLA アメリカで妊娠糖尿病の検査（グルコース耐性テスト）

＜注意点＞

• 当日は糖質の高い朝食はしないこと（卵などOK）

• ドリンクを飲んだ後は1時間待つので暇潰しできる物を持参（本、ゲーム）

• ドリンクの味（スポーツドリンクの糖分が強い感じ（甘過ぎてむせる）、オレンジ味かフルーツパンチ味が選択可能→オレンジにした。オレンジ良かった。）

《所要時間：１時間半》

＜結果＞

• 数日後に結果連絡がきた → 陰性で特に問題なかった（最近食べ過ぎていたので（妊娠前より12kg増）心配だったが良かった。）

例外で検診

【11月22日(日)】：３１週目（８ヶ月目）

• 体を変な方向に捻ってしまった

• へその下に違和感が出た → 病院に電話（日曜の夜21時頃）→「水600ml飲んで横になって胎動があるか確認して。」→ 胎動を確認。とりあえずその夜は安静にして寝た。

• 念のため翌日先生に診てもらうことに。予約を入れた。

【11月23日(月)】：翌日

• 前回の男性ドクターに診てもらった。心音も確認でき、尿検査も問題なかった。

• お腹がだいぶ大きくなっているのでサポートベルトを着けることを勧められた。

• 急だったが予約もすぐに入れてくれて良い病院（医者・ナース）だと思った。

《所要時間：約30分》

９度目の検診

【12月8日(火)】：３３週目（９ヶ月目）

• エコー検査、身体測定、問診（看護師、別担当男性ドクター）、心音検査

＜エコー検査内容（胎児の状態確認）＞

• 体重：推定6.2lb（2,800kg）

• 体勢：頭は右下、足は左上のななめになっている

• 胎児の体重が２週間分多い

• このまま大きくなる場合、経膣分娩が難しく帝王切開になる可能性あり。

• 血糖値、体重も問題ない範囲。ただ胎児が大きく育っているだけ。

• もう少し様子見て判断とのこと。

＜気になること質問＞

①会陰マッサージ始めた方が良い？

• 胎児を刺激する可能性もある。やってもいいが自分の体調に気をつけること。

②バースプランの用紙はある？

• ネットに色々あるのでダウンロードして用意して。ただ希望通りになるかは状況によることは知っておいて欲しい。

次回の予約を入れて終了。

《所要時間：１時間半》

１０度目の検診

【12月23日(水)】：３６週目（１０ヶ月目）

• 尿検査、身体測定、問診（看護師、別担当男性ドクター）、PC簡易エコー検査、Vaginal Culture Test（GBS検査）

＜PC簡易エコー＞

• 羊水にまだ少し余裕あり

• 頭は下になっている

＜Vaginal Culture Test（GBS検査）＞

• Ｂ群溶血性レンサ球菌に感染していないか調べるもの

• 膣の入り口付近と肛門を軽く綿棒でこすられる

• 参考サイト：Days in the USA

＜気になること質問＞

①おりものの増量・少し変色があるが問題ない？

• 羊水が出続けたり、血が出ていなければ大丈夫

②新生児にブレストパンプした母乳を哺乳瓶であげても良いか？

• 結論はOK。ただし、哺乳瓶は吸うのが楽だから新生児の吸う能力が弱くなるので、できれば直接母乳を飲ませるのが良い。でも母親の体調や仕事もあればライフスタイルに合わせてOK。

③ベビーベッドに枕など置いてもOK？

• 小児科医師など専門の人に聞いた方が良い。私の息子達の場合はベッドには何も置かなかった。

④足がつるのだけど良い対策はある？

• 十分な水分補給、市販のPedialyteドリンクを試しても良い

次回の予約を入れて終了。

《所要時間：約１時間》

１１度目の検診

【12月31日(木)】：３７週目（１０ヶ月目）

• エコー

＜エコー結果＞

• 頭は下、７lbほど（3200g）、10日分大きい

• 大きめだが帝王切開が必要というわけではない

• 39週になっても出てこない場合、卵膜剥離（内診グリグリ・memberane sweep）、またはライトニング出産（陣痛促進剤・Induce labor）をする

次回の予約を入れて終了。

《所要時間：約２時間》

※翌週の1/5に出産（【ご報告】アメリカでの妊娠（出産しました！））

以上が後半の流れです。出産までの検診はこちらに追記していきます。