『Debt Collection Agency (債権回収代行会社)』を知っているでしょうか。
私は先日初めてその存在を知りました。
『Debt Collection Agency (債権回収代行会社)』とは・・・
「当事者間では解決の付かない債権回収に関するトラブルを法的手段によらずに、安価で迅速に解決する専門家集団のこと」=つまり簡単にいうと、きちんとした機関の取り立て屋さんのようです。
◉ 経緯
先日夫のケータイに、ある保険会社から連絡がありました。
「あなたの支払いが滞っているので『債権回収代行会社』に申請しました。」とのことでした。急なことで驚きました。
夫は「そちら様から支払いの請求書など届いていないです。」と伝えた所(私たちは毎日郵便は確認していて実際に届いていない)、
「では、名前と住所を確認させてください。」とのことでした。
夫は怪しいと思い、正規の保険会社に確認するため一旦電話を切りました。
正規の保険会社に連絡すると、確かに産婦人科検診のレントゲン代金として、その別の保険会社から請求書が届くはずだとのことでした。
でも請求書は私たちの手元に届いていない。なぜか?と思い、住所を確認すると、
正規の保険会社がその別の保険会社に伝えた住所が間違っていることがわかりました。(どおりで届かないよ。。)
伝え間違えか聞き間違えか、どちら側のミスなのかは分かりませんが、 私たちが正規の保険会社に登録している住所は合っていたので、完全に保険会社同志の連絡ミスでした。
◉ 困ること
今回すでに『債権回収代行会社』に申請が行ってしまったので夫のクレジットスコアに傷がつきます。
アメリカでは信用度を証明するためクレジットスコアがとても重要です。
(クレジットスコアが低くなると支払い能力がないとされ生活に影響します。夫はものすごく気をつけており常に上位のExcellentをキープしていました。)
◉ 対応したこと
保険会社同志の連絡ミスのせいで、クレジットスコアに傷がつくのは納得できません。
連絡のあった保険会社に連絡して、保険会社同志の連絡ミスであること、クレジットスコアに傷がつかないようにして欲しいと伝えました。
先方は連絡ミスだと受け入れ、『債権回収代行会社』にも連絡してクレジットスコアに傷がつかないように手配するとのことでした。
「申請はすでにしてしまっているので、クレジットスコアが一旦下がるかもしれません。元に戻すように手配します。ただ、『債権回収代行会社』から請求書が届くと思うので支払いをお願いします。」とのことでした。
◉ 後日談
数日後、『債権回収代行会社』から請求書が届きました。すぐに支払いを済ませました。
クレジットスコアを戻す手配をきちんとしてくれるか、今後確認しないといけません。
→ スコアは下がりませんでした。
◉ さいごに
アメリカでは請求書が後日届くので何の請求なのか忘れやすくなると思います。きちんと管理するのが良いです。
私たちは請求書は写真を撮ってDropBoxに残しています。
何か問題が起こった時、慌てず弱気にもならず堂々と冷静に、事実確認をして対応するのは重要だと思いましま。