アメリカでの妊娠と検診の流れ(前半)

2020年09月11日   妊娠・出産 

今年の5月に妊娠が分かり5ヶ月が過ぎました。現在6ヶ月目(21週目)です。

この記事では、この5ヶ月間の妊娠と検診の流れをまとめておきたいと思います。


妊娠判明


【5月16日(土)】

  • 生理が遅れていたので市販の妊娠検査で検査。陽性反応が出た。

  • 製品のバグもあるかもしれないので、時間をおいてもう一度検査。(※1) 陽性反応だった。 夫も私も驚いた。


クリニック&ドクター探し、予約


【5月18日(月)】

  • きちんと検査を受けるためクリニック&ドクターを探した。

  • アメリカの場合はどのクリニックでも良いわけではなく、 加入している保険会社がカバーしているクリニックを探す。

  • クリニックに電話しドクターを指定して予約を入れた。


<私の場合>


1度目の検診


【6月3日(水)】:6週目

  • 身体測定、尿検査(絨毛膜検査)、問診(看護師、ドクター)(※3)

<看護師との問診>

  • 病歴、生活習慣、親族の病歴など諸々

<ドクターとの問診>

  • 尿検査の結果が陽性だったこと、今後の流れや気を付けること、体調・不安点の確認


次回のエコー検査の予約を入れて終了。(2日後に予約入れることができた)

《所要時間:1時間弱》


2度目の検診


【6月5日(金)】:6週目

  • エコー検査のみ(エコー技師)

※アメリカはエコーはドクターではなくエコー技師がとります。資格が異なるようです。

(エコー写真1)

baby

こんなに小さいんですね。この時はまだ実感がありません。


次回の予約を入れて終了。

《所要時間:約30分》


3度目の検診


【7月15日(水)】:12週目

  • 身体測定、尿検査、問診(ドクター)&心音確認

  • 血液検査するかの確認&検査クリニック情報と検査キットを受け取る(※4)

(心音動画)

つわりで毎日苦しかったのですが、心音が聞けて安心したのと、生きようとしているんだなぁと実感したのと、自分も頑張らなきゃなという思いなど、いろんな感情が込み上げてきて涙が出ました。


次回の予約を入れて終了。

《所要時間:約2時間(内、前の予約が押しており1時間は待ち)》


血液検査クリニック


【7月16日(木)】:12週目

  • 血液検査クリニックへ。(ANY LAB TEST)

  • 受付に検査キットを渡す。血液採取のみ。

《所要時間:10分》


検査費用と実施確認


【7月20日(月)】:13週目

  • 検査クリニックから電話あり。費用が高いので、検査にかかる費用とその金額にて実施して良いかの確認連絡がきます。金額を確認し了承しました。

<費用>

検査:$ 2,000(20万円)

保険:$ -1,502(-15万円)

自己負担:$ 498(5万円)


結果連絡


【7月28日(火)】:14週目

  • 検査クリニックから電話あり。

  • 染色体に問題なく、その他の異常もないとのこと。

  • 性別も判明。(※5)


4度目の検診


【8月19日(水)】:17週目

  • エコー(エコー技師)、身体測定、尿検査、問診(看護師、ドクター)

<看護師との問診>

  • サプリの常用確認、睡眠・体調確認

<ドクターとの問診>

  • エコーの結果確認、体調・不安点確認(※6)


(エコー写真2)

baby

前回(2ヶ月前)、豆粒ほどだったのにだいぶ大きくなっていました。


次回の予約を入れて終了。

《所要時間:約1.5時間》


以上が5ヶ月間の流れです。 別の記事に「費用面」や「こんなことがあったよ」っていうのをまとめようかと思います。


【補足】


(※1)利用した妊娠検査

・Targetにて購入


(※2)クリニックについて

◎Banner Health Center

(所在地: 1435 S Alma School Rd, Chandler, AZ 85286)

◎クリニックの決め手は?

  • 女性ドクターがいたこと

  • 家から近いこと

個人的に女性が安心する。家から近いと通うのが楽だし、何かあったときに安心だろうと。車で10分ほど。近くにして良かったと思う。

◎クリニックの印象は?

  • 建物が比較的新しく綺麗。出産する病院が隣接していて安心。ドクターも看護師も優しい。受付も普通に対応してくれる。全体的に印象は良い。

◎Googleマップの口コミの低評価が気になった

  • 個人的には今のところまったく問題なし。

一度、40分程待たされたことはある。私の場合は看護師から「予約が押していて先生が来るまでに時間がかかる」と2回ほど言付けがあったので問題なかった。15分ほど待ったら放置されていないか看護師に確認した方が良い。


(※3)検診について

◎検診前の注意点

  • 尿検査があるので事前に尿しないこと。(でなくなるので。)

  • エコー検査の前に水をボトル2本飲んでおくこと。(アメリカでは胎児が十分大きくなるまではそうするようです。)

◎通訳あり?

  • 通訳用タブレットが用意されている。日本語も対応。

私は初診のときのみ不安だったので利用した(予約時に利用したいと伝えた)。スカイプみたいなビデオ通話で日本人が間に入って通訳してくれる。2回目以降は無しでも問題なかった。夫も毎回ついてきてくれるので。現在コロナ対策のため付き添いは病室に入れないので、夫はロビー付近で待機し私のスマホでFacetimeでやりとりしている。

◎問診内容の詳細


(※4)血液検査

近年アメリカでは高齢出産でなくても血液検査するのが通例のよう。

血液検査クリニックは別の場所にあるので、クリニックの情報をもらい予約の電話をした。翌日の予約ができた。

◎血液検査クリニック

  • Any Lab Test Now

(所在地:2075 W Warner Rd Suite 2, Chandler, AZ 85224)

◎検査キット

検査キットは上記の会社が提供するもの。サイトでも結果が確認できる。 検査キットボックスを産婦人科から受け取る際に、「部品がなくなると検査できないから、開けずにそのまま血液検査クリニックの人に渡してね。」とのことだった。開けて部品がなくならないように注意。


(※5)性別発表

母親の血液から胎児のDNAが採取でき、胎児の染色体を確認することができるので性別も判明する。アメリカでは性別発表はクイズっぽく質問される傾向がある。

クリニックの人から「性別も知りたいですか?」と確認があり「はい」と答えると、

「希望はありますか?どちらだと思いますか?」と聞かれ、夫は「つわりがひどいと女の子というから女の子かな」、私は「どちらでもいい」と答えた。

性別は男の子だった。


(※6)コロナウイルスの対応

前回の記事で書いたが、夫がコロナの疑いが出たので、ドクターに対応方法を質問した。

◎どう対応すれば良いか?

  • 家の中でもマスク着用、寝室・浴室・トイレを分ける、共有部分は消毒を行う。

◎私が罹った場合、胎児への影響は?

  • 妊婦が罹った場合でも、胎児への影響は少ないと言われているので心配しすぎないように。体力が弱まらないように規則正しい生活を心がけること。


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