アメリカで親知らずの抜歯手術

2020年02月11日   健康面 

下2本の親知らずを抜いた。 アメリカでは親知らずを抜くのは全身麻酔手術が主流。(日本は部分麻酔が主流。上2本は数年前に日本で抜歯した。)

以下、抜歯手術の流れと費用をまとめた。


前日


・手術8時間前は飲食禁止(水すらも)のため夕飯の後はなにも口にしない


当日


12:15 夫の車で口腔外科クリニックへ

全身麻酔のため送迎が必須

12:30 クリニック到着、受付&今日やることの確認

(私は舌小帯が少し短いため筋の切開手術も合わせてするかの話もあったが問題なく話せる&親知らず以外の痛みも同時に起こるのは負担になると思ったのでしなかった。)

→同時にしなくて良かったと思っている。 親知らずの痛みだけで辛いから。

13:00 手術室へ

ドクターが来て挨拶して今日やることを確認して腕に麻酔の注射をした。意識がなくなった。

15:00 目を覚ます

目を覚ますと手術は終わっていた。意識が朦朧としていてあまり覚えていない。 約2時間ほど。(おそらく手術自体は早くに終わっていると思う)

顔が腫れている

16:00 帰宅、強い眠気・睡眠

18:00 夫が処方箋をもってCVS薬局に薬を取りに行く(抗生物質と痛み止めを飲む)

シャワーなどは普通に入れる

20:00 夕飯(前日に作っておいたスープ)

22:00 薬飲む・強い眠気・睡眠


後日


[1日後(水曜)]

家で横になって過ごす。

私の場合は手術後に痛み止め注射を追加したので3日間は麻痺するよう。強い痛みはない。にぶい痛み。

食事はポタージュスープ、プロテインシェイク、ヨーグルト、フルーツゼリー、プリン。

[2日後(木曜)]

1日後と同じ。

[3日後(金曜)]

1日後と同じ。良くなっている感じはする。

[4日後(土曜)]

夕飯で少しひき肉を食べたのだが、ひき肉が奥にひっかかり、水でくちゅくちゅうがいをしてしまった。鋭い痛みがした。鏡でみると小さい穴が空いており出血していた。 激痛だった。

夫がドクターにテキストして確認してくれた。

ドクターが電話をくれ塩を溶かしたぬるま湯でやさしくすすぐこと(グラス1杯のぬるま湯に塩小さじ1/2)、痛み止めを飲むこと。 とのことで塩ぬるま湯ですすぐと少し痛みがおさまった。痛み止めを飲んで寝た。

[5日後(日曜)]

朝ドクターが状況確認のため電話してきてくれた。 眠れたのは良いこととのこと。(もしドライソケットになった場合は痛くて眠れない) 引き続き塩ぬるま湯ですすぎと痛み止めを飲んで休む。

[7日後(火曜)]

1週間後チェックのためクリニックへ。ドクターより良好なのでこれで確認は完了とのこと。あとは治るのを待ってもしまた何か痛みなどあれば連絡くださいとのこと。経過も問題なく良好でよかった。


費用


手術総額 $1835(約18万3500円)
夫の保険でカバー -$1465(約14万6500円)
自費支払い $370(約3万7000円)


薬代 $36(3600円)


まとめ


・術後は絶対にストローを使わないこと、食べ物が挟まってもくちゅくちゅうがいはしないこと! 吸入の空気圧でかさぶた(血餅)が剥がれドライソケットになる恐れがある。

・追加の痛み止め注射はした方が良い

($200(2万円)するけどその価値はあるかと)

・アメリカの医療は費用は高いが医療レベル・ドクターが素晴らしいと思う&場所によるかもしれないがアフターケアも気持ちの良い対応をしてくれ安心できた(週末にも関わらずありがたい)

・夫のデルタデンタル社の保険カバー率が高くて良かった

(アメリカでは健康保険は自分の会社が扱う保険会社に入るのが主流。日本は国民健康保険で国が管理する保険に入るのが主流。国民健康保険では全身麻酔の手術は保険が効かないため部分麻酔が主流。どちらが良いのかわからないが、日本の医療環境・医療スキルが遅れる原因になっているのかもしれないと思った。憶測だけど。)

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